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目尻切開と目頭切開の違い

目頭を内側方向に広げる手術を目頭切開と言います。目尻切開と目頭切開の手術名は一字違いですが、全く違う手術です。
目頭側には、白目の内側に涙丘というピンク色の粘膜があり、東洋人の多くは、この部分の一部が蒙古襞という皮膚と靭帯様筋膜で作る襞で隠されています。蒙古襞を切開し、隠れていた涙丘を露出するのが目頭切開という手術です。もともと目頭には蒙古ひだで隠されている部分があるため、蒙古襞を切開し、涙丘を露出する事により、内側方向に、目が大きく見えるようになります。蒙古襞は、東洋人に多い襞であり、欧米人にはほとんど見られません。いわば不必要な襞であり、比較的簡単な美容外科技術で切除することができます。
これに対し、目尻には、蒙古襞やそれによって隠される涙丘のような構造はありません。目尻切開は目尻側の皮膚を切開して、外側の白目を露出して皮膚を形成し、外側方向に目を大きく見せる手術です。目尻切開は、いわば強引に目尻の構造を変えて目を大きく見せる手術です。ある程度、美容外科的な技術力が必要になります。

目尻部分の皮膚が被っていない方は効果が分かり難い

目尻切開の成功のために、目尻の構造について考えてみましょう。満足のいく目尻切開を受けるためには目尻の構造を知る必要があります。目尻側の眼球はどういった構造になっているのでしょうか。検証してみましょう。
目尻の一番外側を外眼角と言います。外眼角のすぐ外には骨があります。これは眼を囲む眼窩骨で、この外眼角と眼窩骨の距離は2から4ミリ程度しかありません。
この部分の皮膚の直下には、眼球との間に結膜円蓋部という結膜の折り返しがあります。自分で目尻を外に引っ張ると、この折り返しが確認できます。この折り返しを覆う皮膚を切開して隠れている白目を出すのが目尻切開です。正面を見ながら目尻の皮膚を外側に引っ張ってみると、白目が何㎜か隠れているのがわかります。引っ張りすぎるとピンク色の結膜が見えてきますが、目尻切開ではこのピンクの結膜が露出する手前まで目尻を広げます。
目尻切開を考慮する場合は、適応の見極めをしっかり行う必要があります。目尻の円蓋の折り返しが元々小さい方は、切開してもそれ以上は広がらないので大きい変化は望めないということになります。正面を見ながら目尻の皮膚を外側に引っ張ってみると、白目が何㎜か隠れているのがわかります。引っ張りすぎるとピンク色の結膜が見えてきますが、目尻切開ではこのピンクの結膜が露出する手前まで目尻を広げます。外側の瞼は上下方向にも多少広がることになります。引っ張って目が広がるようであれば効果が期待できます。
人によっては術前から既に、この折り返しが切れていて目頭切開で切れる範囲が少ない場合があります。その場合は目尻切開の効果が少ないと言わざると得ません。しかし目が小さいと言われる方のほとんどは、折り返しを切れる範囲が多いのが特徴です。この折り返し部位を切開し、目を外側に向かって伸ばすことで、目が大きくなります。目が小さいと悩んでいる方の多くで目尻切開は可能で、効果は出ると考えられます。

目尻切開、目頭切開

術前

術後28日目


39歳、女性。目尻切開、目尻切開

目の縦幅に比較して、目の横幅が短いために目が小さく見えて悩んでいた症例です。何軒か美容外科を廻りましたが、目と目が離れていないので治療ができないと断られたそうです。どうしても治療したいという思いから御相談いただきました。目と目が大きく離れていないものの、外眼角の円蓋部が被っており、蒙古襞も発達しているために、目尻切開と目頭切開を行い、目の横幅を広くしました。子供っぽい表情から、清楚で上品な綾瀬はるかさん風の目を作りました。
目と目が離れている方は、目頭切開を行うことにより簡単に目の横幅を広げることができます。目と目が離れていないパイプで目の横幅を広げる手術を行っているクリニックは少ないようです。この際、目尻切開を行い、目を外側方向に広げることと、目と目が寄りすぎて神経質に見えないようにして目頭切開を行うことが必要になります。清楚で上品な顔立ちになり喜ばれています。